2021 Fiscal Year Research-status Report
福島の沿岸漁業者が模索する「未来」に関する文化人類学的研究
Project/Area Number |
17K13590
|
Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
高橋 五月 法政大学, 人間環境学部, 教授 (50791084)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
Keywords | 文化人類学 / 海 / 漁業 / 未来 / 日本 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度に引き続き、新型コロナウィルスの影響により現地調査をほとんど実施することができなかった。しかし、これまで収集した調査データおよび文献調査をもとに研究成果をまとめた単著本の執筆をすすめることができた。また、国内外の若手研究者が集まるグループの一員として、国際学会のパネル(Association for Asian Studies)で口頭発表を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウィルスの影響により、現地調査を計画通りに進めることができなかったため、進捗状況はやや遅れている。
|
Strategy for Future Research Activity |
最終年度である2022年度は、新型コロナウィルスの影響が継続する状況ではあるものの、できる範囲で現地調査を進め、現地調査が実行できない場合もインター ネットや電話などを使い、必要なデータの収集に努める。特に、本研究の調査実績をまとめた単著本はアメリカの大学出版会に既に提出しており、現在最終原稿の仕上げ作業を進めている。2022年度中には校正等を完成させ、2023年春の刊行を目指す。
|
Causes of Carryover |
新型コロナウィルスの影響で現地調査が実行できなかったことが原因で次年度使用額が生じた。2022年度は当該研究の最終年度として、研究成果のまとめに必要な資料収集及び成果発表に関連する経費に研究費を使用する予定である。
|
Research Products
(1 results)