2021 Fiscal Year Research-status Report
Research on M&A contract provisions
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17K13651
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
星 明男 学習院大学, 国際社会科学部, 准教授 (10334294)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | M&A契約 / 契約解釈の手法 / 法人の主観的認識 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の主な研究実績は、M&A契約の解釈に関する比較法的分析の英文査読誌での公表と法人の主観的態様(善意・悪意)の取扱いに関する検討である。 前者については、2019年6月に16th ASLI Conference(於:シンガポール国立大学)で発表したワーキング・ペーパーの改訂稿である「Interpretation of Corporate Acquisition Contracts in Japan: A Legal Transplant through Contract Drafting」をAsian Journal of Comparative Law 16巻1号106-123頁に公表した。 後者については、前年度に2nd Asian Law Junior Faculty Workshopにて報告したワーキング・ペーパー「Knowledge of Corporate Party in Contractual Liability: An Analysis of Japanese Law and Interpretation from Function-Based Approach」に基づき、日本および英系コモンロー諸国における法人の主観的態様の取扱いを調査し、分析を進めた。来年度は、調査・分析結果を国内向けにまとめた論文を2023年出版予定の論文集に寄稿すべく、執筆を進める予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、参加を予定していた学会等が延期・中止・オンライン開催になるなど、研究計画に狂いが生じた。また、研究代表者は、2020年9月から2021年8月まで英国にて在外研究を行ったが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための英国政府の方針等(滞在中2回の全国的なロックダウンを含む)により、受入先であるケンブリッジ大学での設備利用・研究活動に大幅な制約が生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
英系コモンロー諸国における法人の主観的態様の取扱いの調査・分析結果を国内向けにまとめ、2023年刊行予定の論文集に寄稿する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で、参加を予定していた学会等が延期・中止・オンライン開催になることにより、旅費の使用がなくなった。次年度使用額は、延期になった学会等への参加のために使用する予定であるが、本報告書提出日現在、パンデミックが終息していないため、具体的な使用予定の見通しは立っていない。
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Research Products
(1 results)