2022 Fiscal Year Research-status Report
同盟と戦略の理論分析―ベトナム撤退期の米戦略転換と日米・米比・米タイ・米韓同盟
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17K13683
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
玉置 敦彦 中央大学, 法学部, 准教授 (50772480)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 同盟 / アメリカ / 国際秩序 / アジア太平洋 / インド太平洋 / 戦略 / 日米関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、これまでの研究実績をまとめることを予定していた。そのなかでも成果の公表の重要部分の出版を複数の媒体で予定しており、研究の進捗だけをみればそれも不可能ではなかった。しかしながら、パンデミックの影響、勤務先のキャンパス移転に伴う諸業務、出版の都合、さらには申請者自身の加筆修正等によって、全般に成果の公表に遅れが生じている。 なお、研究成果の内容は、本研究のテーマである戦略と同盟についての論考、同盟論の概要と最新動向についての論考、同盟論と日本外交、そしてこれまでの研究成果を総合した著作等である。 そのため、今年度は延長申請を行い、成果の公表に向けて2023年度を活用することとした。 とはいえ、以上の公表予定の出版物のうちの二つについては、以下に記したように、2022年度末の段階で出版にこぎつけることができた。 残りの研究成果についても、すでに最初期の原稿を執筆済みのもある。とはいえ最も重要な成果物については大幅に修正中なので、2023年度には着実に発表できるようにしたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
上記のように、研究成果の最終的な報告の段階で遅れが生じた状況である。2023年度には成果の報告も含めて、本研究を完成させたい。
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Strategy for Future Research Activity |
推進方策は明確である。これまでの研究内容を着実にまとめ、論考として発表するということに尽きる。とくに著作としての研究成果の報告には全力で取り組みたいと考えている。
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Causes of Carryover |
研究成果の発表に遅れが生じたため。研究自体の問題ではないため、今年度中には、着実に研究成果をまとめ、公表にこぎつけたい。
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