2018 Fiscal Year Research-status Report
従業員の主観的評価についてのアンカリング・ヴィネット手法を用いた実証分析
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17K13746
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Research Institution | Ryutsu Keizai University |
Principal Investigator |
参鍋 篤司 流通経済大学, 経済学部, 准教授 (70456763)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | アンカリング・ヴィネット / 幸福度 / 仕事満足度 / 働き方改革 / プロペンシティ・スコア・マッチング |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度は、第一回目のアンケート調査(インターネット調査)を実施した。2019年度において、二回目の調査(こちらもインターネット調査)を実施する上でのベースラインとなる調査を行ったことになる。つまり、2018年、2019年度の二回にわたりサンプルを取得し、パネルデータとするための、第一回目の調査を実施した。 2019年度においては働き方改革関連法案に対応した施策を実施する企業が多数出現すると考えられる。その一方で、未対応となる企業も観察されることも予想される。こうした事情を背景に、DID分析を実施する予定となっている。 具体的な分析手法としてはプロペンシティ・スコア・マッチングによるDID(Difference in difference)分析を実施する予定であるので、ベースラインにおける諸説明変数となるような諸変数に関連する質問を実施した。 現在は、2019年度に実施する調査に向けて、①アンカリング・ヴィネット手法、②プロペンシティ・スコア・マッチング手法、③テキスト分析の手法と関連する質問項目を作成するための文献調査、および第一回目の調査についての計量経済学的分析を実施している状況である。また、アンカリング・ヴィネット分析を行うための統計学的手法や、それを用いた先行研究についての研究を行い、諸論文を発表する準備を行っている。 また、2018年度において作成したアンカリング・ヴィネットに関連する論文を執筆し、現在投稿中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2018年、2019年度の二回にわたりサンプルを取得し、パネルデータとするための、第一回目の調査を2018年度において実施した。 これは当初計画通りの実施であり、特段の問題は生じていない。
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Strategy for Future Research Activity |
2018年、2019年度の二回にわたりサンプルを取得し、パネルデータとするための、第一回目の調査を2018年度において実施した。 2019年度においては、二回目の調査を実施する予定であり、現在、充実した調査とすべく鋭意質問項目の設定に向けた準備を行っている。
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Causes of Carryover |
2019年度において実施するアンケート調査が、2018年度及び2019年度に実施するアンケート調査(パネル・データ調査)におけるメインの調査となるため、2019年度実施予定のアンケート調査に多くの金額を投入するべく、次年度使用額が生じた。
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