2018 Fiscal Year Research-status Report
Impact of life-restructuring program on conflict in life at the assembly house in disaster restoration housing
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17K13884
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Research Institution | Bunkyo Gakuin University |
Principal Investigator |
嶋崎 寛子 文京学院大学, 保健医療技術学部, 助教 (40743696)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 災害支援 / 地域 / 高齢者 / 生活支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度までに,被災高齢者を対象に生活再建を促す作業療法プログラムを実施し,データ収集を行った.今年度はデータを基にプログラムの効果検証を行った. 結果,作業療法プログラムへの参加者は,プログラムへの参加によって日々の生活で感じる困りごと(以下,生活課題)を解決する傾向が認められた.また,生活課題と生活の質(QOL;Quality Of Life)に有意な関連が認められ,生活課題の解決はQOL向上に寄与することも明らかになった. 作業療法プログラムは,被災高齢者の生活再建および被災高齢者のQOL向上に有用であることが示された. これらの結果をWorld Federation of Occupational Therapy congress 2018(Title: Effectiveness of occupational therapy program for elderly residents in the reconstructing community after the disaster),第52回日本作業療法学会(演題名:東日本大震災後の被災地域に在住する高齢者の生活課題に対するリハビリテーションプログラムの効果)で発表した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
論文の執筆および投稿が遅れている. 執筆中の1編は海外誌に投稿予定であるため,英訳に時間を要している.
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は,研究成果の報告を予定している. 現在,2編の論文を国内誌に投稿中であり,1編は海外誌に投稿するため執筆中である. 執筆中の論文は6月に投稿を予定している.
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Causes of Carryover |
研究の成果報告として海外誌への投稿を予定している.次年度使用額は掲載料に当てたいと考えている.
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Research Products
(2 results)