2017 Fiscal Year Research-status Report
パーソナリティ特性が肥満外科治療の治療効果に及ぼす影響の検討
Project/Area Number |
17K13936
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Research Institution | Shiga University of Medical Science |
Principal Investigator |
秋定 有紗 滋賀医科大学, 医学部, 客員助手 (80549907)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | パーソナリティ特性 / 肥満外科治療 / 精神的健康 / 身体的健康 |
Outline of Annual Research Achievements |
肥満外科治療は、手術後の自己管理によって治療効果が左右されやすいため、自己管理能力に影響を及ぼすと考えられるパーソナリティ特性を明らかにすることが求められている。本研究では、外科治療効果が有効なパーソナリティ群と効果不良のパーソナリティ群の違いを明らかにする方法として、術前に調査を実施した患者でかつ術後一年以上経過している患者を対象に術後調査を行い、術前のパーソナリティ特性や術後の満足度、体重減少率などにおいてどのような違いがあるか検討することを予定している。 本年度では、術前に実施していた質問紙調査のデータ整理が中心となった。術後調査は、研究代表者が産前産後の休暇又は育児休業を取得したため研究が中断することとなり、実施することができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
産前産後の休暇又は育児休業の取得により、研究を中断しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
育児休業終了後は、速やかに研究活動を再開する。 平成29年度中に実施予定であった術後調査を実施し、肥満外科治療の治療効果に影響を及ぼすパーソナリティ特性の特徴について分析を進めていく。
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Causes of Carryover |
産前産後の休暇又は育児休業を取得したことにより研究が中断し、平成29年度に実施予定であった術後調査が実施できなかった。術後調査には、調査用紙印刷や郵送代、データ入力の補助員への謝金などが必要である。産前産後の休暇又は育児休業終了後は術後調査を実施するため、相応額が必要となる。 進捗が遅れている術後調査の実施が終わり次第、予め次年度に予定していたデータ分析や学会報告などを予定通り行うため、文献収集や統計プログラム、旅費や発表費用などが当初の予定通り必要である。
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