Development of a Japanese Version of the Strengths-Based Cognitive Behavioral Therapy program for the Prevention of Depression

2021 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 17K13955
• Research Institution: National Center of Neurology and Psychiatry
• Principal Investigator: 駒沢 あさみ 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 認知行動療法センター, 科研費研究員 (40791926)
• Project Period (FY): 2017-04-01 – 2022-03-31
• Keywords: 強み / ストレングス / 強みに焦点を当てた認知行動療法 / レジリエンス / ポジティブ心理学 / 認知行動療法 / うつ病

Outline of Annual Research Achievements

本研究では、強みに焦点を当てた認知行動療法（Strengths-based Cognitive Behavioral Therapy、 SB-CBT; Padesky＆Mooney、 2012）の日本版マニュアル、マテリアルを作成し、その安全性、妥当性および、うつ病の予防や再発予防における有効性を検証し、今後予定されるランダム化比較試験の基盤構築を行うことを目的とする。
これまでにSB-CBTの開発者であるPadesky博士およびMooney博士の協力を得て、日本語版SB-CBTのマテリアルを作成してきた。本年度も引き続き、マテリアルの改修を進めるとともに、臨床心理学を学ぶ大学生の協力を得て、治療者マニュアルやワークシートの整備を行い、臨床試験の体制構築を進めた。また、今後も新型コロナウイルス感染症拡大によって臨床試験実施に影響が出る可能性を考慮して、研究期間の見直しを含めて研究計画を再考し、臨床試験の実現に向けた工夫を行った。