2020 Fiscal Year Research-status Report
ハインリヒ・ヴォルガストの読書教育思想とドイツ児童書運動の歴史的研究
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17K14008
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Research Institution | Aichi University |
Principal Investigator |
吉本 篤子 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (80771005)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 教育思想 / 児童文学 / 読書 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、教育・研究環境の著しい変化を強いられた。とりわけ教育上の業務に対応する時間が増大したため、従来の研究予定を遂行することが不可能だった。隙間の時間にこれまで収集したハインリヒ・ヴォルガストの文献や研究文献を読み、部分的に翻訳を進めた。ドイツへの出張を行えず、新たな資料・文献を収集することができなかったが、これまでに収集した文献整理を行った。ヴォルガスト周辺の教育者や児童書関連の人物についても調査を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、教育・研究環境の著しい変化を強いられた。とりわけ教育上の業務に対応する時間が増大したため、従来の研究予定を遂行することが不可能だった。
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Strategy for Future Research Activity |
ハインリヒ・ヴォルガストの『全体的人間』のドイツ新教育における意義についての検討を論文としてまとめるほか、同時代の主要な雑誌などの読書論などを題材として、ヴォルガストの読書教育論をドイツの世紀転換期の思想史のなかに位置づける検討を行いたい。
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Causes of Carryover |
ドイツへの出張を行えなかったこと、新たな史資料・文献の収集を行えなかったために、年度内の予算を使用することができなかった。次年度もドイツへの出張は引き続き不可能な状況ではあるが、関連文献の収集や文献のデータ化のための備品購入などに予算を使用する予定である。
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