2019 Fiscal Year Research-status Report
超対称性の低エネルギー拡大現象とそれを用いた超共形場理論の解明
Project/Area Number |
17K14296
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Research Institution | Seikei University |
Principal Investigator |
丸吉 一暢 成蹊大学, 理工学部, 講師 (30781942)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 超対称性 / 場の量子論 / 共形場理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和元年度は、研究実施計画に沿って4次元N=1ラグランジアン理論の低エネルギー固定点を分類する研究を継続・推進した。前年度に行ったSU(2)ゲージ理論の研究を基にして、その他のゲージ群の場合や多様な物質場が存在する場合に範囲を広げ低エネルギー固定点を調べ、超対称性が拡大する例の発見とその原理の解明を行った。
また、ディフェクトを含んだ4次元ラグランジアン理論の研究を同時に行い、可積分系との対応関係を発見するなどの成果が得られた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記のように計画に沿った研究の成果が得られている。
しかし、年度後半に新型コロナウィルス感染症の流行による渡航制限の広がりを受けて、本研究課題に関係する海外出張を延期せざるを得ず、議論の進捗がやや遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
上記のように、本研究課題に密接に関係する海外出張を延期したことに伴い、研究課題の期間を1年延長した。この期間内に令和元年度に行った研究成果をまとめること、また関連したディフェクト等に関する研究を進めていく。
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Causes of Carryover |
新型コロナウィルス感染症の広がりの影響により予定していた2020年3月1日-13日のイタリア出張を延期せざるを得なくなったため計画の変更を行った。令和2年度に同様の出張を行い研究を進める予定である。
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Research Products
(4 results)