2017 Fiscal Year Research-status Report
GluK3含有カイニン酸受容体による不安行動制御の解明
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17K14960
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
飯田 和泉 (渡辺和泉) 新潟大学, 脳研究所, 特任助教 (80751031)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | GluK3 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は育児休暇したため、進展はない。 中断期間:平成29年4月1日~平成30年3月31日
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
育児休暇で、研究開始を中断していたため。
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Strategy for Future Research Activity |
育児休暇から復帰したので、当初予定していた計画のまま一年先送りし、研究を再開する。
その最初の段階として、速やかにGluK3欠損マウスの繁殖を行う。繁殖が安定するまで、GluK3の脳内での発現領域のGluK3遺伝子改変マウス間での違いを育児休暇以前に作成し保存していた凍結切片を用いて免疫染色を行い形態観察する。その中で、特に変化がみられる部位に着目して生化学的解析を行う。 また皮質の培養神経細胞の技術を習得したので、今後の実験計画に追加で組み込む。具体的には、皮質培養神経細胞において、モノアミンレセプターを刺激した時に、GluK3や他のカイニン酸受容体の発現量やさらに細胞膜上での発現量に変化がみられるのかウェスタンブロット法で調べる。
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Causes of Carryover |
育児休暇で研究を中断していたため、一年延長申請をしたため。
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