2020 Fiscal Year Research-status Report
農山村の地域づくりに参画する外部人材のコンピテンシーの解明
Project/Area Number |
17K15341
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Research Institution | National Agriculture and Food Research Organization |
Principal Investigator |
房安 功太郎 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター, 主任研究員 (90738957)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | コンピテンシー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、農山村の地域づくりに参画する外部人材のコンピテンシーの解明を目的とする。研究対象は、農山村の地域課題の解決等において優れた成果を挙げている外部人材である。農山村の地域課題の解決等において優れた成果を挙げていると考えられる事例(外部人材)を抽出し、詳細な調査を行う対象者の決定及び調査票の作成を行っていたが、昨年度に、新型コロナウイルスの影響によって、予定していた調査が実施できなくなったため、コンピテンシー計測のための調査方法を改めて設計していた。コンピテンシー計測に関するパネル、エキスパートシステム、BEI等の手法を参考として、アンケート調査とヒアリング調査を設計し、今年度は、農山村の地域課題の解決等において優れた成果を挙げていると考えられる外部人材を対象とするアンケートを送付した。計測項目は、職務・職責、成果、業務遂行の障害と対応、業務を遂行するために必要と考えられる要件、求められるコンピテンシー等である。一方で、今年度も新型コロナウイルスの影響によって、予定していたヒアリング調査を実施できず、必要なデータを計測することができなかった。また、アンケート調査についても遅れが生じる等の影響を受けている。今後、アンケート調査の結果を分析するとともに、ヒアリング調査を実施し、農山村の地域課題の解決等において優れた成果を挙げている外部人材のコンピテンシー(スキル、知識等)を計測する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響により、コンピテンシー計測のための調査が実施できず遅れが生じている。次年度に、調査結果の分析を行うとともに今年度実施できなかった調査を実施し、農山村の地域課題の解決等において優れた成果をあげている外部人材のコンピテンシー(スキル、知識等)を明らかにする。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度に、調査結果の分析を行うとともに今年度実施できなかった調査を実施し、農山村の地域課題の解決等において優れた成果をあげている外部人材のコンピテンシー(スキル、知識等)を明らかにする。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響により予定していた調査等が中止となったため。次年度使用額は次年度に実施する調査と成果発表に使用する。
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