2019 Fiscal Year Research-status Report
アルギニンによる骨格筋のCat-2発現制御、NO産生および筋線維型の関係の解明
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17K15362
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Research Institution | National Agriculture and Food Research Organization |
Principal Investigator |
石田 藍子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門, 主任研究員 (30414684)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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Keywords | アルギニン / ブタ / Cat-2 |
Outline of Annual Research Achievements |
育児休業の取得のため、当該年度1年間、研究を中断(2018年8月7日~2020年3月31日)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ブタを供試した飼養試験は計画していたとおりに6反復終了した。培養細胞実験についての条件検討を実施した。続いて行う予定であった培養細胞実験が、妊娠による中断のため実施できていない。
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Strategy for Future Research Activity |
動物実験でおこなった栄養による処置により、体内に生じた状況を、培養細胞を用いて培地のアミノ酸濃度を変えることで再現する。また、IGF-Iやグルココル チコイドを添加する実験、NO合成を阻害する実験、PGC-1α発現を促進する実験、さらに、培地のアミノ酸濃度を変化させる実験をおこなう。これらの条件が Cat-2発現量やNO産生、筋線維型に及ぼす 影響およびその機構について明らかにする。
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Causes of Carryover |
当該研究2年目に予定していた培養細胞実験が、産前および育児休業のため実施できず、再開後に実施することとした。そのため、細胞培養実験およびその分析にかかる資材に予定した金額をくりこすこととなった。
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