2017 Fiscal Year Research-status Report
コーヒーの日常的な消費が動脈硬化と認知機能に及ぼす影響~20年の疫学的縦断研究~
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17K15838
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
野原 夢 久留米大学, 医学部, 助教 (10647811)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 疫学 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請者のグループは、1958年より世界7カ国共同研究の一環として、福岡県久留米市田主丸町のにて経年的に一般住民検診を行っている。1999年に40歳以上、約2,000人の住民を対象に大規模な栄養調査を含めた住民検診を実施し、コーヒーの消費量を詳細に調査した。2017年4月に出産したため、産前および産後休暇・育児休業が終了後2017年9月より研究を再開した。同年は主にベースライン時のデータの整理を行うとともに、ベースラインデータの解析を行った。また、2018年5月より開始となる大規模な田主丸住民検診の準備を中心となって遂行した。2018年5月より約半年間にわたり同地区で大規模な田主丸住民検診を実施する。準備内容として事前に対象となる住民への検診簿の配布や検診場所との打合せ、倫理委員会などへの提出を行った。さらに入力データのデータベース化に取り組み、検査結果を速やかに検診対象者へ還元する方法を構築した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成29年度4月に出産をし産後休暇・育児休業が終了後平成29年9月より研究を再開した。 現在は平成30年5月よりおこなう大規模な田主丸住民検診の準備を中心となって遂行している。同時進行で本研究の予後調査を行うとともに、過去の報告の論文作成、また順次解析、結果の考察を進めているところである。
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Strategy for Future Research Activity |
現在は平成30年5月よりおこなう大規模な田主丸住民検診の準備を中心となって遂行している。 同時進行で本研究の予後調査を行うとともに、過去の報告の論文作成、また順次解析、結果の考察を進めているところである。今後平成30年5月~11月まで大規模検診を行う予定であり、データの蓄積に努力する。
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Causes of Carryover |
平成29年度4月に出産をし産後休暇・育児休業が終了後平成29年9月より研究を再開したこと、また現在は平成30年5月よりおこなう大規模な田主丸住民検診の準備を中心となって遂行しているため、研究費を使用しなかった。 同時進行で本研究の予後調査を行うとともに、過去の報告の論文作成、また順次解析、結果の考察を進めているところである。
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