2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development of human height prediction model by DNA analysis
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17K15882
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Research Institution | Jikei University School of Medicine |
Principal Investigator |
西 健喜 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (70759472)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 身長予測 / Forensic DNA Phenotyping / SNP / FDP / 法医学 / 法医遺伝学 |
Outline of Annual Research Achievements |
身長に関与するSNPを検索するためGWAS Catalogより身長に関連するとされるSNPの検索を行い、NCBI 1000 Genomes Browserを用いて周辺領域および配列の確認を行った。上記の検索方法から、ヨーロッパ地域(EU)において身長に関連するとされた報告された12 SNP(rs2284746、rs3814333、rs3791679、rs724016、rs1812175、rs806794、rs4896582、rs314263、rs606452、rs8756、rs2079795およびrs143384)および、東アジア地域(EA)において報告された9 SNP(rs6728302、rs7678436、rs1415701、rs7777484、rs7313075、rs7158300、rs10519302、rs2401171およびrs2145272)を選択し、日本人152名(男性78名、女性74名)における身長とDNAとの関連について解析を行った。 各SNPの効果Alleleをスコアとして換算し、日本人身長と比較した結果、男性EA(9 SNP)では相関係数0.206、EU(12 SNP)では相関係数0.212、また21 SNP全てを合した結果では相関係数0.300と全てにおいて弱い相関関係を示した。しかし、女性ではEA(9 SNP)で相関係数0.210と弱い相関を示していたが、EU(12 SNP)では相関係数が-0.088と相関が無いという結果であった。過去に我々が報告した身長関連SNPと日本人身長において、女性では身長との相関が低いことが認められたが、本研究では更に明確な性別による違いが示されたと考える。男性において21 SNPを用いた身長予測を行う場合、スコア13以下であれば平均身長以下、スコア20以上であれば平均身長以上である可能性が高いという予測が可能であった。
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Research Products
(4 results)