2019 Fiscal Year Research-status Report
microRNAを使用した拘束ストレスとカテコールアミンの心筋障害マーカーの確立
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17K15885
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Research Institution | National Defense Medical College |
Principal Investigator |
細谷 直 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 法医学, 助教 (40782529)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | β刺激薬 / 動物実験 / 心臓 / microRNA / 拘束ストレス |
Outline of Annual Research Achievements |
β刺激薬投与後1時間でラットの心臓でmiR-27の優位な増加、miR-451の優位な低下が生じることの確認を行った。 これに加えてβ刺激薬投与下で抑圧ストレスを加えた際の心臓microRNA発現量の変化に対する動物実験を行い、必要となる心臓・血液試料を採取した。これに続く次世代シーケンサーおよびRT-PCR実験を予定していたが、備品の到着の遅れとPCR機械の故障により実験の進行に遅延が生じたため、これらの備品が使用可能となり次第実験の続きに着手する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
入札にかかる備品について発注から購入、備品の到着までの遅れが生じたため、予定していた次世代シーケンサーが使用できなかった。 まだ大学の共同利用施設に設置されているRT-PCR装置が故障により約半年間使用できなかったため、この期間の分だけ実験の進行ができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
遅れていた次世代シーケンサーの備品が到着し、RT-PCR装置の修理が終了したため、遅延していたこれらの実験を進行する。
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Causes of Carryover |
機器の故障による実験計画の遅れにともない予算が使用されなかったため。
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