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2017 Fiscal Year Research-status Report

ゴーハム病の発症因子および病態の解明

Research Project

Project/Area Number 17K16246
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

野澤 明史  岐阜大学, 医学部附属病院, 医員 (20772106)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2019-03-31
KeywordsGSD
Outline of Annual Research Achievements

GSD患者検体(血漿)における破骨細胞の活性化やリンパ管増殖に関わるサイトカインを測定した。血漿のサイトカイン測定はELISA測定キット(R&Dなど)およびマルチプレックスアッセイシステムを用いた解析パネル(MILLIPLEXなど)を用いた。血管・リンパ管新生に関わるマーカーとして、Angiopoietin-2、Follistatin、G-CSF、IL-8、VEGF-A、VEGF-C、VEGF-D、FGF-2、PLGF、HB-EGF、FGF-1、Endothelin、Endoglin、BMP-9、EGF、Leptin、PDGF-AB/BB、sTie-2、sEGFR、sHER2、 sHER3、Thrombospondin-2、sVEGFR1、sVEGFR2、 sVEGFR3、sPECAM-1、Angiostatin、sAXL、sc-Kit 、E-Selectin、sHGFR、TenascinC 、IL-6Rα、sNRP-1、suPARを測定した。骨代謝に関わるマーカーとして、SOST、Osteopontin、Osteocalcin、Osteoproteogerin、TNF-α、IL6、DKK1を測定した。異常破骨細胞やリンパ管内皮細胞の機能解析のため、GSD患者の病変組織からフローサイトメトリーを用いて異常な破骨細胞、マクロファージ、リンパ管内皮細胞を分離培養するために、GSD患者の病変組織を培養した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成29年度に予定していた、GSD患者の病変組織からフローサイトメトリーを用いて異常な破骨細胞、マクロファージ、リンパ管内皮細胞を分離培養し、分離培養した異常な破骨細胞の骨吸収能やリンパ管内皮細胞の増殖能を健常人のものと比較することはまだできていないため。

Strategy for Future Research Activity

異常破骨細胞やリンパ管内皮細胞の機能を解析する。破骨細胞、マクロファージ、リンパ管内皮細胞を分離培養する。破骨細胞の骨吸収能やリンパ管の増殖能をGSD患者検体と健常人で比較する。GSDのモデルマウスを作成する。免疫不全マウスやVEGF-C高発現トランスジェニックマウスでGSD病変の再現する。

Causes of Carryover

当初購入を予定していた、サイトカン測定キットの購入費が少なく済んだため。引き続き、次年度使用予定であるサイトカン測定キットの購入に使用する。

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Published: 2018-12-17  

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