2018 Fiscal Year Research-status Report
The development of the innovative treatment using intensiy-modulated radiotherapy for thoracic esophageal cancer
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17K16434
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
坂中 克行 京都大学, 医学研究科, 助教 (90637208)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 高精度放射線治療 / 強度変調放射線治療 / 化学放射線療法 / 食道癌 / トランスレーショナルリサーチ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は局所進行切除不能胸部食道癌に対し、強度変調放射線治療を用いて切除不能な食道癌原発巣と転移リンパ節へ放射線線量を増加させた化学放射線療法の放射線線量増加試験を行い、推奨放射線線量を決定すること、及び線量増加した化学放射線療法の有効性・安全性を探索評価することである。 研究計画の通り患者登録は進捗し、前年度に患者登録は終了している。当初の研究計画に基づき、本年度は登録患者において化学放射線療法後の追跡調査を実施した。追跡調査中の患者において、医の倫理委員会に対し急送報告を要する有害事象など認めず、研究計画に沿い、問題なく追跡調査を完了した。追跡調査終了したため、有効性に関する指標(局所制御割合、生存割合)を算出した。また化学放射線療法開始後91日以降に発生した晩期有害事象についても情報を取得することができた。 上記臨床情報に加え、当初の研究計画に従い、放射線線量を増加させた化学放射線療法をうけた患者の放射線治療計画情報・画像から放射線が照射された肺、心臓、食道、脊髄の線量体積ヒストグラムを作成し、リスク臓器の被曝線量、被曝体積を定量化した。線量体積ヒストグラムから得られた各臓器の被曝線量と急性期又は晩期有害事象発生頻度、その重篤度について検討を行った。本体研究である線量増加試験の結果の報告に合わせて、リスク臓器の線量体積ヒストグラムと有害事象の関係について、論文化、学会発表を予定している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究計画書の予定に従い、本臨床研究の追跡調査が完了した。追跡調査完了後、速やかに論文作成を行うことができた。また国内及び国外での学会発表にむけ、演題応募も実施済みのため。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究成果を論文化する。また胸部食道癌に対するIMRTの有用性を探索するための新たな研究計画を立案する。
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Causes of Carryover |
患者登録は完了したが追跡調査中のため、研究データを学会発表、論文発表できなかったため、次年度使用額として計上した
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Research Products
(7 results)