2017 Fiscal Year Research-status Report
子宮頸癌における中央遮蔽、腔内照射線量を考慮したリスク臓器の耐容線量の同定
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17K16464
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
有賀 拓郎 琉球大学, 医学部附属病院, 助教 (60647337)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 子宮頸癌 / 放射線治療 / リスク臓器 / 線量分布 |
Outline of Annual Research Achievements |
子宮頸癌に対する放射線治療において、中央遮蔽を含む全骨盤照射と腔内照射の線量を3次元的に合算して、腫瘍およびリスク臓器に照射された実際の線量を評価し、腫瘍制御率や合併症発生率に関する線量体積ヒストグラム上の指標を同定するのが本研究の内容でである。現時点では主に治療計画時に撮影したCTでの骨のcontouringを概ね終了している。骨に関しては全体を一塊とするのではなく、各構成骨に分割してcontouringしたほうがよりよい解析になると考えられたため、同様の方向で進めている。直腸、膀胱に関しても作業を進めているが、小腸がやや遅れている。また、腔内照射との合算のための線量分布の調整を行っている。各腔内照射の線量分布を計画装置に導入するため、線量分布を再計算してグリッドに分解し、転送できるよう調整している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
contouringの作業が当初予定していたより膨大であり、一部の臓器に着手できていないため。本年度中に未着手臓器のcontouringに速やかに取り掛かる。
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Strategy for Future Research Activity |
進捗にて報告した作業を鋭意進めるとともに、腔内照射との線量合算も進めていく。臨床業務が忙しく、作業時間確保が困難であるが、治療計画装置等のcontouring補助ツール、線量合算時の補助ツールを活用して時間短縮を図る。
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Causes of Carryover |
研究のデータ解析のためのPC,および統計解析ソフトが当初予定より若干高額となったため、物品費としては当該年支出を超過した半面、成果物の生成が若干遅れているため、学会参加等を含めた旅費支出が行えなかった。次年度は追加物品購入は予定していないため、研究の成果物を広く学会発表や論文化を図りたい。
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