2018 Fiscal Year Research-status Report
超音波エラストグラフィによる乳房硬化の評価と患者ケアおよび効果判定モデルの構築
Project/Area Number |
17K16469
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
浦野 みすぎ 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (10769954)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | エラストグラフィ |
Outline of Annual Research Achievements |
当該研究に関して、UMIN (大学病院医療情報ネットワーク:University Hospital Medical Information Network) に登録を行い情報を開示した。また、院内で研究をはじめるにあたって関連する手続きおよび、関係各部署との調整を完了した。当該研究に関して、同一対象の術前~術後~放射線治療後、1年後以降の前向き試験でのデータ収集、分析を行うにあたり、画像ファイリングソフトおよびエクセルでデータベースの作成を行った。また、対象となる患者の募集を行い、同意を得られた30例の症例登録を行った。その後、8例では継続する観察研究が困難で観察中止となったが、残りの22例に関して同一対象の術前~術後~放射線治療後までの自覚症状の確認、治療後の副作用グレード分類、用いた治療薬の有無、写真による整容性データ、超音波Bモード画像およびエラストグラフィー画像の収集と登録が完了した。現在、登録された症例のpatient chalactristicsのデータ収集、解析をスタートしており、これとあわせて論文作成のための関連文献の収集や論文の素案作成を開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
症例登録が完了し、放射線治療1ヶ月後までのデータが収集できた。
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Strategy for Future Research Activity |
放射線治療終了1年後のデータ収集し、経時的な変化の分析を行い、論文を作成する。
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Causes of Carryover |
国際学会にて研究結果の中間報告をする予定で応募したがrejectされたため未使用額が発生した。 次年度に研究成果の中間報告を行うため、演題を投稿している。
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