2019 Fiscal Year Research-status Report
感染に起因する術後膵液瘻発生メカニズムの解明と感染制御の確立
Project/Area Number |
17K16583
|
Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
瀧下 智恵 東京医科大学, 医学部, 助教 (60774544)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
Keywords | 膵液瘻 / 感染 |
Outline of Annual Research Achievements |
倫理委員会に手続きを要したが,承認を得た. 膵頭十二指腸切除後の腹腔内感染は膵液瘻と関連している.その膵液瘻を軽減させるべく膵頭十二指腸切除後のドレーン排液を検体として集積し,ドレーン排液中の細菌の遺伝子解析を行う.遺伝子解析の結果を踏まえ適切な抗菌薬を選択することで,膵液瘻発生を軽減できる可能性があるためドレーン排液の解析を行う予定である. 現在症例集積中である.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
倫理委員会に時間を要したため症例の集積ができない状況となっていた. 倫理委員会の承認が得られたため,今後症例の集積を行い解析を行う予定である.
|
Strategy for Future Research Activity |
症例を集積し検体を集め,今後細菌の解析を行う予定である.
|
Causes of Carryover |
倫理委員会の承認までに時間を要し,研究に遅れが生じたため次年度以降延長となったため次年度使用が生じた. 解析のためのソフトの購入および論文発表に伴う校正料等に使用する予定である.
|