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2018 Fiscal Year Research-status Report

自己幹細胞及び組織工学による新規肺瘻治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 17K16612
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

宮本 詩子  佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (10794638)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywordsラット繊維芽細胞 / 細胞パッチ
Outline of Annual Research Achievements

ラットを用いて、現在臨床で使用されているフィブリン糊及びPGAシートを用いた気胸ラットの肺を摘出し、病理学的検討を行った。
また、実際にラットの皮膚より採取した繊維芽細胞を分離・培養し、細胞パッチの作成を行っている段階である。細胞パッチの作成方法について検討すると同時に、必要な繊維芽細胞の数及びその培養期間の検討を行ってきた。現在、実際に細胞パッチの作成にとりかかっている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

ラットの皮膚より採取した繊維芽細胞の培養に難渋した。また、細胞パッチ形成を行うのに必要な細胞数の検討と、培養期間の検討に時間を要しており、細胞パッチの完成と移植までには到達できていない。

Strategy for Future Research Activity

より簡易で安定した細胞パッチ作成方法についてさらに検討が必要である。そのためには、パッチ形成に必要な繊維芽細胞数と培養期間をさらに検討する必要があり、実際に作成した細胞パッチについて、その強度を含めた安全性、移植方法、また移植後の長期効果について検討が必要である。

Causes of Carryover

実験の進行が予定よりも遅れてしまい、細胞パッチを実際に移植する動物実験まで達成することができなかった。そのため、予定よりも予算が余ってしまったが、テーマの変更はなく、現行の実験を継続する予定であり、細胞パッチ作成の費用及び動物実験費用として使用する。

URL: 

Published: 2019-12-27  

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