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2017 Fiscal Year Research-status Report

Study on spermatogenesis of movo / hovo gene

Research Project

Project/Area Number 17K16822
Research InstitutionKansai Medical University

Principal Investigator

谷口 久哲  関西医科大学, 医学部, 助教 (90460815)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2019-03-31
Keywordsアンドロロジー / 男性不妊
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、マウス精子形成過程におけるOvol2/MOVO の機能解析と精子形成との関連性を明らかにする事、ヒト精子形成不全患者におけるhovo 遺伝子の発現ならびに転写産物(HOVO)の機能解析を行い、ヒトにおける精子形成障害の診断と治療法の開発を目指す事である。昨年度はマウスにおける解析が主な研究テーマであった。結果、精巣特異的にOvol2を欠損するコンディショナルノックアウトマウスを作製することに成功した。そして、コンディショナルマウスにおける精巣の表現型を解析し野生型よりも有意に小さいことが明らかとなった。つまり、Ovol2が精子形成機構に関与していることが明らかとなった。本年度はヒトにおけるOvol2の役割においても研究を行う予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

昨年度はマウスにおける実験が主テーマであり、目的であるコンディショナルマウスの作成に成功する事が出来た為。

Strategy for Future Research Activity

ヒト精巣におけるOvol2の役割について検討する予定である。無精子症、乏精子症患者の精巣組織を解析し、Ovol2/hovoの発現や役割について検討する予定である。

Causes of Carryover

研究計画はおおむね順調に進行している為本年度は過剰な支出を抑え、次年度の物品・旅費・その他の経費を含め全体として交付金を使用するよう調整している。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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