2018 Fiscal Year Research-status Report
iPS細胞由来5-HT受容体発現神経細胞による睡眠時咀嚼筋筋活動の発生機序の解明
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17K17191
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
戸澤 有理恵 昭和大学, 歯学部, 助教 (70783356)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 睡眠時ブラキシズム / iPS細胞 / セロトニン2A受容体 |
Outline of Annual Research Achievements |
睡眠時ブラキシズム(SB)の原因究明のためにSB患者特異的iPS細胞から5-HT2A受容体発現GABA作動性神経細胞の誘導に成功した。さらに分化誘導した神経細胞において電気静学的解析(パッチクランプ)を行い電気生理学的応答が得られた。 現在は電気生理学的応答をSB患者とコントロールで比較するためのパラメータを探索している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
iPS細部から神経細胞を誘導するが毎回同じ状態の神経細胞ができるわけではないため、電気生理学的応答のパラメータを探索するのに時間がかかっている。さらに、5-HT2A受容体発現GABA作動性神経細胞を特定するためのベクターの作製に時間がかかっているためやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
まずはSB患者とコントロールを比較検討するために、電気生理学的応答のパラメータを探索する。 さらにベクターを作製し標的となる神経細胞を特定する。 また、パッチクランプにて差異が認められた場合は、それを回復する化合物のスクリーニングを行う。
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Research Products
(1 results)