2018 Fiscal Year Research-status Report
T細胞が抜歯窩治癒とオッセオインテグレーションに与える影響を解明する
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17K17212
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Research Institution | Ohu University |
Principal Investigator |
松本 知生 奥羽大学, 歯学部, 講師 (00756629)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | T細胞 / 骨代謝調節 / オッセオインテグレーション |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は,動物モデルの選定と確認および抜歯窩周囲組織の検索を行う予定であったが,Th17機能亢進/機能抑制ラット,免疫不全ラット,ならびに正常な免疫機能を有するモデルの作製が難航し,時間を要すると判断したため,まずWistar系ラットへの抜歯およびインプラント埋入とサンプルの回収および解析を進めた. 平成30年度からは,研究機関が奥羽大学へ異動となったため,研究実施における環境整備(環境変化による不足器材の購入,研究協力者との連絡の再調整等)を行い,研究体制の基盤構築を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成29年までの研究機関は長崎大学であり研究を予定通り遂行していたが,平成30年度から研究機関を奥羽大学へ異動になり,研究実施における環境整備(環境変化による不足器材の購入,研究協力者との連絡の再調整等)に期間を費やしたことによる遅延があったため.
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Strategy for Future Research Activity |
動物モデルの選定と確認は,計画書へ記載した方法より比較的容易な確立方法を検討・実施した後,抜歯窩周囲組織およびインプラント周囲組織の検索までを可及的迅速に済ませ,シグナル伝達経路の解析およびリン酸化阻害剤による解析までを行える状態にする.
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Causes of Carryover |
平成29年までの研究機関は長崎大学であり研究を予定通り遂行していたが,平成30年度から研究機関を奥羽大学へ異動になり,研究実施における環境整備(環境変化による不足器材の購入,研究協力者との連絡の再調整等)に期間を費やしたことによる遅延があったため.
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