2019 Fiscal Year Annual Research Report
To clarify the Effects of T-cells on Healing of Tooth Extraction Socket and Osseointegration
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17K17212
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Research Institution | Ohu University |
Principal Investigator |
松本 知生 奥羽大学, 歯学部, 講師 (00756629)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | T細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は,ラットのTh17機能亢進モデルを作製することを試みたが,Th17亢進の指標と考え得る血清中の急性期タンパクに変化はなく,炎症性疾患の確認はできなかった. 平成30年度から申請者の研究機関が異動したため,研究実施における環境整備(環境変化による不足器材の購入,研究協力者との連絡の再調整等)を行い,研究体制の基盤構築を行った. 令和元年度は,以前ラットにおけるTh17機能亢進モデルの作製を試みた結果,関節炎誘発による炎症性疾患の確認ができなかったことから,研究遂行期間内においてモデルの構築は困難と判断した.Th17機能亢進および機能抑制モデルを購入しての実験遂行を検討することとしたが,研究予算にモデルの購入予算を計上していなかったため,代替の検討法を模索することとした.学外の研究協力者に進捗状況を提示し,代替の検討法を立案するための助言,代替検討法にて有益なデータが得られるまでの実験遂行と今後の展開についての打ち合わせを対面で行う予定であった.しかしながら,COVID-19感染拡大に伴う出張制限の影響で,研究遂行期間内における対面での研究打ち合わせが不可能となった.今後COVID-19感染が終息し,対面での研究打ち合わせが可能となった際に,上記内容についてディスカッションを行った上で研究を再度遂行し,研究成果を発表する予定である.
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