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2020 Fiscal Year Research-status Report

看護基礎教育における反転授業を取り入れた教育プログラムの開発と検証

Research Project

Project/Area Number 17K17392
Research InstitutionHirosaki University

Principal Investigator

三上 佳澄  弘前大学, 保健学研究科, 助教 (40709143)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2022-03-31
Keywords反転授業 / 看護基礎教育
Outline of Annual Research Achievements

本研究は看護基礎教育に「反転授業」を取り入れた授業デザインを開発し、プログラムの有効性、実用性を検証することを目的としている。
平成29年度は教育プログラムの教育効果、実用性の評価のためのアンケートの作成、従来の授業を4年次学生を対象に専門科目「クリティカル・ケア論」(選択科目)で実施し、アンケート調査をした。
平成30年度は事前学習課題を作成し、e-learningにした。作成した事前学習課題について視聴時間や分かりやすさ等を調査し、評価、再検討を行った。事前学習課題の完成後、反転授業を「クリティカル・ケア論」で実施した。対象者に事前学習課題のe-leaningを受講させ、授業時間内には事例の提示やグループワークを実施した。事後学習課題は授業時間内に行い、その場でフィードバックした。
令和元年度は、データの追加収集を行った。従来の授業と反転授業の比較すると、実際にできるかや応用力を身につけるという点では反転授業の方が教育効果が高いと考えられた。また従来の授業と反転授業という授業形態が学生の学習意欲に影響を及ぼすと考えられた。結果については学会にて報告した。
令和2年度も引き続き、データ収集を行い、対象者を増やし、現在、分析を行っているところである。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

本研究の対象者は選択科目の講義受講生であるため、データ数が予定より少なかった。また新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、対面授業が行われなかった。このことから対面授業が可能な時期でデータ収集をする必要があり、時期を調整する必要があった。

Strategy for Future Research Activity

今後はデータ分析をすすめ、その分析結果から反転授業の内容、評価方法について再検討をしていく予定である。

Causes of Carryover

主にデータ収集を行ったため、成果報告などの費用を使用しなかったことから次年度使用額が生じた。今後はデータ分析と論文作成のための費用に支出する予定である。

URL: 

Published: 2021-12-27  

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