2022 Fiscal Year Research-status Report
看護基礎教育における東洋(漢方)医学教育の必要性の検討
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17K17413
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
清水 夏子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (80468305)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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Keywords | 東洋医学 / 漢方 / 看護教育 / 看護大学生 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、基礎看護教育において一般的になっていない東洋医学教育についての必要性と課題を明らかにする目的である。東洋医学教育を受講した学生と受講しなかった学生の在学期間中の4年間で講義、演習、実習を経て東洋医学のイメージなどの変化があるのではないかと仮定し、郵送法やWebを活用して計画的に追跡調査(2017-2020年の4年間で計5回)を実施した。 2022年は、4年間で収集した全てのデータを複数名のアルバイトを雇用し、入力した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究は、2017-2020年の4年間で収集した全てのデータを2022年に分析し、研究目的である看護基礎教育における東洋医学教育についての必要性と課題についてを明らかにして終了する予定であった。しかしながら、想定以上にデータ入力に時間を要したこと、新型コロナウイルス感染症の行動制限により、入力を担うアルバイトの人員確保に苦慮したことが原因で、進捗が遅れ、分析および課題の検討までいたらなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度までに全てのデータ入力は、終了しているため、次年度は収集したデータのうち、有効回答の見直し、分析に着手する。 得られた結果を元に看護基礎教育における東洋医学教育についての必要性と課題についてを明らかにして本研究を終了する見込みである。2023年の一年間で、分析を計画的に取り組んでいく予定である。
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Causes of Carryover |
次年度は、分析・検討を進めるにあたり、書籍や印刷に関する用紙、インク等を購入する見込みである。
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