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2017 Fiscal Year Research-status Report

認知症高齢者の在宅介護者の介護認識と介護行動の関連と支援方法の開発

Research Project

Project/Area Number 17K17503
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

梶原 弘平  広島大学, 医歯薬保健学研究科(保), 助教 (10437626)

Project Period (FY) 2017-04-01 – 2020-03-31
Keywords認知症高齢者 / 在宅介護者
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、主観的な介護認識と認知症高齢者の在宅介護者の介護行動の関連性を検討し、介護の認識・行動の両側面からの在宅介護支援方法を検討することである。
平成29年度は、予備調査を行っている。具体的な研究方法として、年度末の現時点では対象者として認知症高齢者を在宅で介護している家族介護者9名に同意を得た。調査方法は、調査票を用いた聞き取り調査と測定機器(脈拍、歩数)を用いた調査を実施している。研究協力を得た西日本の2つの地域にある医療機関を介して、研究者が対象者への聞き取り調査、身体状況の測定及び介護状況下における連続した身体活動について機器を用いた測定を継続している。介護状況下における測定機器による調査時期は、研究同意を得られた対象者に、聞き取り調査から3日間の測定を行っている。主な調査項目としては、介護者・認知症高齢者の概要(性別,年齢,介護年数,要介護度等)、の介護認識(介護の肯定的認識、介護負担感)、自己効力感、介護者の身体状況(血圧、脈拍、血流等)、介護に関連する行動、身体活動量、認知症高齢者の認知障害、BPSD(Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia)の症状である。
今後は、今回の予備調査のデータ解析を行い、更に対象者数を増やした調査の実施につなげていく予定である。今回の在宅介護者を対象とした調査により得られた予備調査の結果を踏まえた今後の調査結果から、認知症高齢者の在宅介護者のもつ、主観的介護認識と介護行動の関連性を明らかにし、主観的と客観的な測定結果を考慮した認知症高齢者の在宅介護者の支援の検討につなげていく。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

今年度より、研究計画のスケジュールとしていた、認知症高齢者の在宅介護者を対象とした予備調査を開始しており、今後も調査を継続していく予定である。

Strategy for Future Research Activity

今後、予備調査の継続と解析を行っていく予定である。また、予備調査の結果を踏まえて、研究協力施設と連携して、認知症高齢者の在宅介護者を対象とした介護認識と介護行動に関する調査を継続していく実施していく予定である。

Causes of Carryover

現在、認知症高齢者の在宅介護者を対象とした予備調査を継続中であるため、次年度使用額が生じた。翌年度分と合わせて、現在継続している予備調査と、さらに今後行う予定である、在宅介護者を対象とした、調査を実施するための経費として使用していく予定である。

URL: 

Published: 2018-12-17  

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