2018 Fiscal Year Research-status Report
精神疾患患者のリカバリーを促進するWRAPのプランの共有データベースの開発
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17K17525
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Research Institution | Kyoto Gakuen University |
Principal Investigator |
矢山 壮 京都学園大学, 健康医療学部, 准教授 (30584552)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | WRAP / 看護 / リカバリー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではWRAPのプランを収集することで、WRAPのプラン共有データベースを開発し、精神疾患患者などが活用できるような情報リソースを開発することを目的としている。全国6か所にてWRAPクラスを開催し、WRAPのプランのデータ収集をおこなっている。2017年度は1か所(京都)、2018年度は3か所(大阪、埼玉、福岡)でWRAPクラスを開催した。各開催場所で20名程参加者があり、順調にデータ収集できている。WRAPファシリテーター有資格者へのアンケート調査については、2018度は第43回日本精神科看護学術集会の交流集会にてWRAP体験クラスを開催し、参加した数名のWRAPファシリテーター有資格者へ研究の概要を説明し、アンケート依頼・回収をおこなった。また、WRAPのプランデータベース開発のため、データベース作成の経験のあるプログラマーとデータベース作成について検討をおこなっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
WRAPのプランのデータリソースとして、WRAP集中クラスを2018年度内に6か所でおこなう予定であったが、4か所終了し、残り2か所は2019年度におこなうことになっている。研究協力者との予定が合わず、やや遅れている。WRAPファシリテーター有資格者への質問紙調査については学会にてWRAP体験クラスを開催するなど随時依頼をおこない、概ね順調に収集できている。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度は現段階で残りの2か所である岩手(7月)、福井(9月)でWRAPクラスを開催し、WRAPのプランのデータ収集が完了する予定である。今後はデータを整理・分析し、学会などで成果発表をおこなう。今年度の早い段階でデータベース作成の経験のあるプログラマーとデータベースの作成をおこなっていく。
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Causes of Carryover |
2018年度中に全国6か所のWRAPクラスを開催する予定であったが、研究協力者との予定が合わず、4か所での開催のみになっている。そのため、残りの2か所が2019年度に開催することになったため。 また、申請当初の予定では2018年度中にホームページを作成しておく予定であったが、研究の進行が遅れているため、2019年度にホームページを作成することになったため。
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