2019 Fiscal Year Research-status Report
精神疾患患者のリカバリーを促進するWRAPのプランの共有データベースの開発
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17K17525
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Research Institution | Kansai Medical University |
Principal Investigator |
矢山 壮 関西医科大学, 看護学部, 講師 (30584552)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | WRAP / 看護 / リカバリー |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究ではWRAPのプランのデータを収集することで、WRAPのプラン共有データベースを作成し、精神疾患患者などが活用できる情報リソースを開発することを目的としている。全国6か所にてWRAPクラスを開催し、WRAPのプランのデータ収集をおこなった。また、WRAPファシリテーター有資格者へのアンケート調査をおこない、WRAPのプランのデータ収集をおこなった。データ収集は2019年度内に終了しており、データの整理をおこなっている。WRAPのプランデータにおいてはWRAPの各種プラン(日常生活管理プラン、引き金に対応するプラン、注意サインに対応するプラン、調子が悪くなっている時のプラン、クライシスプラン、クライシスを脱した時のプラン)ごとに集計することで、研究対象者がどのようなWRAPのプランでリカバリーしているかを整理している。どのプランにおいても人間関係に関わるものが元気に役立つ道具箱(wellness tool)として挙げられており、他者との関わり方がリカバリーに大きく影響していることが考えられた。その他にも食事、睡眠なども多く挙げられており、その人らしさを保つためにも重要なライフスタイルであると考えられる。 web上でWRAPのプラン共有データベースを公開するために、データベース作成の経験のあるプログラマーと検討をおこない、webページの概要を作成している。webページ上でWRAPのプランの解説については研究協力者とともに作成する予定の動画でおこない、WRAPをわかりやすく伝えることを要点を置く予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
WRAPのプランのデータ収集は予定通り終了したが、WRAPの各種プランごとに数百のデータがあり、整理に時間を要したが、概ね完了している。また、webページの概要がまとまらず、研究協力者へ相談をおこなっていた。
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Strategy for Future Research Activity |
データの整理は概ね完了し、webページの概要も決定したため、今後はプログラマーとwebページ作成及びWRAPのプランの解説動画作成をおこなう予定である。また、WRAPの著作権がある機関に確認をおこなう。
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Causes of Carryover |
webページの作成ができておらず、残金についてはwebページ作成費となる。
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Research Products
(1 results)