2018 Fiscal Year Research-status Report
ASD患者の語りから検討する看護師のケアに関する研究
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17K17544
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Research Institution | Ishikawa Prefectural Nursing University |
Principal Investigator |
大江 真吾 石川県立看護大学, 看護学部, 助教 (50611266)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 自閉スペクトラム症 / 看護師 / 認識の相違 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度は2つの病院で研究協力を得て、データ収集を進めている。データ収集に当たり、前年度の対象者選定の条件を、研究目的に反しない範囲で緩和した。そのため、データ収集が順調に行えている。 現在のところ、ASD患者の認識と看護師の認識の間には大きな相違があり、日常的な看護ケアを実施する際に一定の壁となっている。ASDの特性としてのコミュニケーション障害に留まらない印象があり、今後はデータ収集と共に、その点について分析を行っていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
データ収集が進んでおり、分析度の目途も立っているため。
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Strategy for Future Research Activity |
現在協力いただいている病院でデータ収集を継続していく。あわせて分析を進め、ASD患者と看護師との間に起こっている認識の相違について、明らかにしていく。
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Causes of Carryover |
データ収集が進行中のため、旅費として計上していた分を使用できなかった。 次年度はデータ収集のための旅費として執行する予定である。
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