2018 Fiscal Year Research-status Report
Assessement on Internationl Development Activities on Museums Overseas
Project/Area Number |
17K17759
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Research Institution | Tokyo National University of Fine Arts and Music |
Principal Investigator |
原田 怜 東京藝術大学, 大学院美術研究科, 研究員 (40573001)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | エジプト / 国際協力 / 博物館 / 文化遺産 / マネジメント / 評価 |
Outline of Annual Research Achievements |
2018年度は産前・産後休業、育児休業のため、計画していたエジプトにおける利害関係者の文化遺産の価値調査と分析を行うことができなかった。 休業前の期間は、国内で実施可能な研究を中心に行うこととし、具体的には2018年2月のエジプト現地調査において試験的に行った、エジプトの文化遺産保護事業における一般的に援助事業で利用される評価と新規の評価方法の適用の比較に関して分析を試みた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
妊娠期間及びその後の産前・産後休業、育児休業があり、海外調査を実施することが難しかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度は計画では最終年度ではあるが、昨年度妊娠期間及びその後の産前・産後休業、育児休業のため、研究に遅れが出たことから、事業期間延長承認申請を予定している。 エジプトにおいて利害関係者の文化遺産の価値調査と分析を行う他、2018年2月のエジプト現地調査において試験的に行った、エジプトの文化遺産保護事業における一般的に援助事業で利用される評価と新規の評価方法の適用の比較に関する分析を継続して行う。また、別の事例にも当てはめ、検証を重ねる予定である。文化遺産保護法に関しては、動産文化財の取り扱いを中心に引き続き調査を進める必要がある。
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Causes of Carryover |
妊娠期間及びその後の産前・産後休業、育児休業があり、海外調査を実施することが難しかったため。
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