2020 Fiscal Year Research-status Report
状況から想起する感性情報をモデル化するためのロールプレイ対話システムの構築
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17K17809
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Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
上野 未貴 大阪工業大学, 工学部, 講師 (60757368)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 対話システム / 絵のモデル化 / 画像と言語の対応 / 質感の学習 / 感性情報処理 |
Outline of Annual Research Achievements |
R2 年度は人工知能学会において「創作者と人工知能が創る創作の未来」の 2 回目のオーガナイズドセッションを開催し関連する発表を 2 件した.メタデータ付き画像データベースの構築をした.写真画像に識別寄与箇所を可視化する方法を適用し,人が重視する観点を深層学習判断根拠との比較考察により用いる要素技術を精査した.人の手書き画像文字の字形調整方法に関する方法を国内学会で発表をした.以上から,言語と画像のデータ間の対応関係のデータ,手法の比較実験,システムの構築を進めている.特に画像パーツ間の関係性について領域分割やフィルタ適用により注力対象を推定しモデル化することで,ユーザが対象物の状況から想起する情報を明らかにすることを進めた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
covid-19 により一部計画の見直しを生じたが,データ拡充,システム構築,生成手法の比較実験と並行して進めた.
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Strategy for Future Research Activity |
R3 年度は構築したデータを整理しサーバ実験による解析をさらに進め成果をまとめる.
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Causes of Carryover |
covid-19 により計画の見直しを生じたため,次年度データ購入および発表に用いる予定である.
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Research Products
(6 results)