2020 Fiscal Year Annual Research Report
Effect of maternal awareness of weight gain during pregnancy on birth weight
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17K17932
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
南 まりな 高知大学, 医学部, 特任研究員 (90625013)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | SGA / FFQ / JECS / 妊娠中の体重増加に関する意識 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度では、本研究執筆にかかる情報収集、環境整備が十分に整い、順調に執筆作業を行うことができた。情報収集については、本課題に関連のある論文を基 に新たな統計手法を加え論文を完成させ、エコチル調査の調査実施機関である、 コアセンターへの事前審査、環境省の承認の上、投稿ができる状態になった。現在投稿作業中であり、マイナーリビジョン(要小幅修正)について対応中である。 令和2年度は新型コロナウィルス感染拡大防止のために、研究打ち合わせも自粛傾向にあり、限られた環境の中で執筆を行なう必要があり苦難した。しかし、Web環境を整えることで、何とか論文の完成及び投稿に至った。 本課題は、エコチル調査の成果発表のルール上、論文がアクセプトされてから、学会発表等が可能となるために、発表可能となった段階で積極的に世間に向けて情報発信を行っていきたい。 加えて現在は関連論文も並行して執筆中である。関連論文の内容は、妊娠中のみに縛りをかけず、エコチル調査の質問票の中から、体重増加に関する意識をさらに遡り、またさらに広義にとらえ解析を行っている、なおアウトカムについても、妊娠中の母体管理の観点から、妊娠中の母体の疾患も含めた課題に発展させている。本課題の論文を執筆するにあたり、先行研究の文献レビューを行い、エコチル調査の数ある変数の中からおよそ10万人のデータを解析した経験は、今後研究を行っていく上で非常に貴重な体験となった。
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