2019 Fiscal Year Research-status Report
Takarazuka Revue's Metamorphosis: From a Local Stage Art Towards a Global Medium
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17K17952
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 宝塚歌劇団 / 人類学 / マスメディア / 現地調査 / 現象学的経験 / 資料収集 / 音楽学 / ファンクラブ活動 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年4月から20203月まで、研究企画書に記入された通り、現地調査や、資料収集を続けながら、事前(本研究プロジェクトを始めてから、2017年4月以降)収集されたデータを分析をし始めて、来年(2021年)の上旬、出版される予定の著書("An Archaeology of Desire: How Takarazuka Revue Has Impacted the World")を作成し始めました。現時点、基本的構造と想像目的を作成中です。 同時に、国際学会の学術発表、公式発表・ワークショップ、国際雑誌の学術論文は集約されました。以下に詳しい情報を記入します。 現地調査に関して、宝塚歌劇公演を観劇したり、観劇できなかった公演のDVDを見たりしながら、ファンクラブ活動に参加し続けた。特に、2014年から、宝塚歌劇はどんどん人気になってきたので、入場券を購入することは難しくなってきました。再び、2019年2月に、宝塚友の会に加わっても、入場券を購入することは簡単になった訳ではありません。従って、リピーター・ハードコアーファン達と相談しながら、観劇できなくなった公演のDVDを観劇し、現象学的分析を行いました。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究企画調書作成時に、既に行ってきた研究経験に基づいて、4年間中、現地調査や資料収集等を含めて、どれぐらい研究ができることを良く計算したので、現在まで、研究は研究企画調書に記入されたスケジュール通り行うことが出来ました。来年(2021年)の上旬に、本研究中収集されたデータに基づいて、当初の予定通りに著書は出版されます。
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Strategy for Future Research Activity |
研究企画書に記入した通り、今年、現地調査を続けながら、来年(2021年)の上旬に著書を作成する予定です。ただ、新型コロナウイルスの問題で、宝塚大劇場と東京宝塚劇場は3月の中旬以降(とりあえず、6月の月末まで)、公演の中止を決定したので、現在まで行ってきた現地調査(ファンクラブ活動、インタービュー)と資料収集に基づいて、分析を行いながら、参考文献を集約するつもりです。その上で、同じ理由で、国際学会の学術発表は認められても、多く中止されたので、学術雑誌等に学術論文を出版することを集約するつもりです。 可能な限り、既に知り合ったファン達・専門家等とオンライン相談・会話を行いたいと思います。
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