2019 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
17K18129
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Research Institution | Tokyo Kasei University |
Principal Investigator |
藤田 藍津子 東京家政大学, 健康科学部, 講師 (70721851)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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Keywords | 放課後等デイサービス / 看護師 / 困難 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度は、放課後等デイサービス(以下、放課後デイ)の管理者、看護師15名にインタビュー調査を実施した。インタビュー調査では、放課後デイにて看護実践をする際の困難、葛藤、喜び、やりがい、放課後デイの看護師を選択した理由を半構造化面接にて実施した。一人配置の看護師で、特に訪問看護ステーション等の他事業所を合わせもっていない看護師は、相談者の不足、責任感の重さ、緊急時の判断の困難さを抱えていた。所属する放課後デイの運営形態の種類によって困難さは異なることが明らかになった。また、放課後デイの看護師は、訪問看護の看護師との連携を課題にあげていた。放課後デイの看護と訪問看護の看護に違いがあると、家族や利用者が戸惑うことがあり連携の必要性が示唆された。最も多く聞かれた内容は、他の放課後デイ看護師はどのような看護をしているのか、といった他事業所との連携を求めていた。放課後デイの看護師は経験年数が浅く連携、情報、知識、技術を必要としていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの影響により、予定したイギリス視察が延期になったため。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はガイドライン作成に向けた枠組みづくりと、放課後デイ看護師拠点形成に向けたネットワーク作りを行う。延期になったイギリスのホリデースクール、特別支援学校の視察を行い、海外の放課後デイのような事業所の看護実践を調査する。
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Causes of Carryover |
新型コロナウイルスの影響で延期になったイギリス視察を2020年に度実施する。
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Research Products
(1 results)