2020 Fiscal Year Research-status Report
非特異的腰痛患者における体幹前傾保持時間が身体に及ぼす影響について
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17K18203
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Research Institution | Niigata University of Rehabilitation |
Principal Investigator |
北村 拓也 新潟リハビリテーション大学(大学院), 医療学部, 講師 (60769727)
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Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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Keywords | 筋筋膜性腰痛 / 超音波エコー / 近赤外線分光法 / 表面筋電図 / 前屈 |
Outline of Annual Research Achievements |
3年目までは,進行状況として「やや遅れている状態」であったものの,概ね,健常者のデータ測定は完了できていた.主に血流変化に関する知見が得られおり,本研究課題である体幹前傾位保持初期より血流変化が生じており,動作特異性の組織変化が示唆されていた. 4年目となる本年は健常者のデータ構築のほか,臨床現場でのデータ測定を予定していた.しかし,COVID-19による影響から,臨床現場での制約が通常診療においても大きく,研究を遂行する状況にはならなかった.さらに,健常者データの構築についても同様の事態となり,思うように進行できなかった. 期間延長をして,可能な限り多くのデータを次年度で計測していく.また,協力機関へ相談し,データ測定の環境調整をしていく.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
COVID-19の影響による測定環境の大幅な制限.
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Strategy for Future Research Activity |
前述した通り,健常者のデータ再構築を徐々に再開するとともに,協力研究機関に相談し,必要データを測定できる環境調整を行なっていく.
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Causes of Carryover |
基本的には,データ測定における研究備品の調達としている.また,新型コロナウイルスの感染状況からも,データ測定や学会発表など,前年度よりも活動の幅が広がると想定し,計画している. データ測定における備品調達は,エコー用ゲルおよび清拭材,解析用PCが挙げられる. 一方,学会発表では年2回の発表を計画しているが,状況に応じて論文発表へ切り替え,英文校正への費用充当も検討している.
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Research Products
(7 results)