2018 Fiscal Year Research-status Report
放射線がん治療時の治療効果を細胞微小環境依存性のレドックス制御により向上させる
Project/Area Number |
17K18375
|
Research Institution | National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology |
Principal Investigator |
関根 絵美子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 放射線障害治療研究部, 主任研究員(任非) (90455387)
|
Project Period (FY) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
Keywords | 放射線修飾剤 / 放射線がん治療 / レドックス制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
腫瘍内のレドックス状態と関連の深い微小環境因子と、放射線による生物効果との相関関連を明らかにすべく、評価法の作成を行った。並行して、その評価法を用いて放射線の細胞に及ぼす効果の比較検討を行った。
平成29年10月より平成31年4月まで、出産・育児にかかる休暇により研究を中断し、平成31年4月より研究を再開した。ゆえに昨年度は研究中断していた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成29年10月より平成31年4月まで、出産・育児にかかる休暇により研究を中断し、平成31年4月より研究を再開した。中断前までの期間、または再開後における進捗は概ね順調である。
|
Strategy for Future Research Activity |
中断していた評価法の確立、微小環境因子下での放射線効果の変化の検討を引き続き行う。
|
Causes of Carryover |
中断:2017年10月12日~2019年4月25日 出産・育児に係る休暇取得のため
|
Research Products
(8 results)
-
-
-
-
-
-
[Presentation] 炭素イオン線またはX線を照射した2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジルラジカル溶液のレドックス評価2018
Author(s)
中西 郁夫, 東 梨佳子, 下川 卓志, 山下 真一, 関根(鈴木) 絵美子, 上野 恵美, 小川 幸大, 小澤 俊彦, 藤崎 真吾, 松本 謙一郎
Organizer
日本薬学会第138年会
-
-