2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
17K18462
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
堀江 剛 大阪大学, 文学研究科, 教授 (50379898)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樫本 直樹 産業医科大学, 医学部, 助教 (20622533)
土師 俊子 (服部俊子) 大阪市立大学, 大学院都市経営研究科, 准教授 (50609112)
大北 全俊 東北大学, 医学系研究科, 講師 (70437325)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2020-03-31
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Keywords | 組織倫理 / 病院組織 / 臨床倫理 / ソクラティク・ダイアローグ / 哲学対話 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)哲学対話(ソクラティク・ダイアローグ)を、2018年5月12-13日および10月20-21日に、統一テーマ「仕事と価値」の下で実施し、組織における仕事と価値の関係についての知見を記録することができた。 2)上記の記録に基づいて、組織における価値の働きに関する分析を行った。 3)追加的な情報取集として、国内におけるケア組織ないし臨床倫理に関する「ケアの臨床哲学」講演会・ワークショップを2回(2018年9月9日「いま、在宅・施設で考えること」および2019年3月16日「「かんたき」の可能性)を実施した。さらに、海外における哲学対話の方法に関するワークショップ(2019年3月19日「哲学対話についての講演会・ワークショップ:ベルギー・スイスでの活動から)において、哲学対話と組織に関する紹介を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
計画通り哲学対話を実施することはできたが、十分な知見を得られたとは言えず分析が進んでいない。よって「やや遅れている」と判断する。
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Strategy for Future Research Activity |
2019年度において、さらに「組織」に関連した2回の哲学対話を実施し、最終的な成果に向けたデータ収集を継続する。
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Causes of Carryover |
当初実施する予定であった3回目の哲学対話が、研究協力者の都合により次年度(2019年4月)にずれ込んだことによる。
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Research Products
(3 results)