2020 Fiscal Year Annual Research Report
Study on the resilience of social-ecological systems in the sardine fishery
Project/Area Number |
17K18576
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
宮内 泰介 北海道大学, 文学研究院, 教授 (50222328)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤林 泰 大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80292639)
金城 達也 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 特別研究員 (90760398)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2021-03-31
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Keywords | レジリエンス / 浮島 / 南串山 / 神崎 / 煮干し |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、千葉県、瀬戸内海、愛媛県南予地区、長崎県の4つの地域におけるイワシ漁業の100年について、現地調査と資料収集・レビューによってデータ蓄積し、そこからイワシ漁業の変動や持続性に影響を及ぼしている諸ファクターを抽出し、そのことによって社会-生態システムのレジリエンス・モデルを作ることを目的としている。 2020年度は、2019年度にやり残した調査があったため延長したものだが、しかしコロナ禍のため、その調査はできなかった。しかし、すでに十分な調査は行っていたため、研究そのものについて大きく影響を受けることはなかった。 2020年度は、成果のアウトプットに力を入れた。これまでの成果を論文化すると同時に、聞き書き冊子『聞き書き いりこづくりの海辺から』を作成した。これは、インタビューデータの一部を編集して冊子化し、地域に還元すると同時に、広く研究成果の一部を披露するためである。
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