2020 Fiscal Year Research-status Report
シングルマザーの生活戦略と子ども世代の生活状況・家族形成意識に関する質的研究
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17K18595
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Research Institution | Nihon Fukushi University |
Principal Investigator |
末盛 慶 日本福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (70387744)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小平 英志 日本福祉大学, 子ども発達学部, 教授 (00442228)
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2022-03-31
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Keywords | シングルマザー / 仕事 / 家族 / 生活戦略 |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度はコロナ禍もあり、十分な研究実績を上げることはできなかった。シングルマザーのインタビュー調査の実施を当初予定していたが、最終的にはシングルマザーおよびそのご家族の安全を重視し、すべての調査の実施を見送ることとした。 上記のような状況もあり、2020年度として目立った研究業績を上げることができなかったが、以前のインタビューの文字起こしを行う等、新年度に向けデータセットの整備を行うことができた。加えて、これまで執筆した原稿を研究メンバー同士で相互に参照し、研究の進展を確認することを行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2020年度は、コロナ禍のため、予定していたシングルマザーへのインタビュー調査は、調査実施を検討したが、最終的には研究協力者の安全を重視し、すべて取りやめることとした。 一方、これまでの研究の執筆作業を進めた。何度か研究グループ内で、原稿のやりとりを行った。今後の出版企画や英語での出版企画に向けて作業を進めることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍のため、予定していたインタビュー調査が実施できていない。新しいデータがなかなか得られない状況であるが、これまで得たデータやそれを用いた原稿のブラッシュアップを行うことはできると思われる。今後は、zoom等を用いて、研究会を開くなど、メンバー相互の研究状況も把握しながら、研究を進めていきたい。
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Causes of Carryover |
コロナ禍のため、調査実施が見送られた等により、予定通り執行していない部分がある。 次年度は調査を実施し、予定通り執行したいと考えている。
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