2021 Fiscal Year Research-status Report
SLA・CV・NLP融合研究としての手話指文字学習システムの開発
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17K18678
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
田中 省作 立命館大学, 文学部, 教授 (00325549)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 久平 大分工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (40342589) [Withdrawn]
長谷川 由美 近畿大学, 生物理工学部, 准教授 (40585220) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2023-03-31
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Keywords | 日本手話 / 指文字 / 学習システム |
Outline of Annual Research Achievements |
次のようなテーマを重点的に推進した。 1.学習システムの実装:これまでの研究成果を活用し、Web経由でユーザごとに指文字の表出を学習するシステムを実装した。 2.学習システムの授業での活用:近畿大学の授業のなかで、日本手話パートにおいて1で構築した学習システムを活用した。また、昨年度作成した指文字学習のための新しいテキストも利用している。 3.初学者の指文字学習履歴データの蓄積:2の活動で、105名の指文字の読取・表出データを得た。これまでのデータに加え、昨年度までに提案した錯誤データ分析を適用する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今回、学習システム経由で得たデータを活用した、指文字の崩れモデルとの適合度の検討が行えていない。
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Strategy for Future Research Activity |
研究計画の最終年度分を推進する。崩れのモデルのパラメタ推定、成果発表、学習システムのさらなる活用や公開等を試みる。
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Causes of Carryover |
手話熟達者による指文字の崩れに関するパラメタ推定実験を、コロナ禍のため計画、実施できなかった。次年度の被験者実験の謝金、成果発表に充当する。
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Research Products
(3 results)