2019 Fiscal Year Annual Research Report
Development and dissemination of a self-esteem scale for children in early childhood that is easy for parents and childcare providers to use.
| Project/Area Number |
17K18682
|
|---|
| Research Institution | Shikoku University Junior College |
|---|
Principal Investigator |
勝浦 美和 四国大学短期大学部, その他部局等, 講師 (40735817)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜崎 隆司 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (20218530)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2017-06-30 – 2020-03-31
|
| Keywords | 幼児用自尊感情尺度 / 他者評価式自尊感情尺度 / 保護者 / 保育者 / 幼児 / 自尊感情 / 省察 |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
2019年3月～4月に本調査に回答した4，5歳児担任保育者の在籍する園で，学年主任などの立場で，該当幼児との関わりが多い担任以外の保育者を対象に，担任外保育者による幼児評定得点と担任保育者の他者評価式幼児用自尊感情得点との関連から妥当性を検討した。
2019年6月～7月には，保護者を対象（有効回答数133）に再現性調査を行い，他者評価式幼児用自尊感情尺度（保護者版）の安定性について確認した。
2019年6月～12月には，2園の4，5歳児担任を対象に「他者評価式幼児用自尊感情尺度」と「自尊感情を育む保育における留意点」を用いた園内研修および保育実践への介入調査を行った。また，その際に担任保育者へのインタビューを行い，内容を質的に検討した。なお，同時期に対照園において「他者評価式幼児用自尊感情尺度」を用いた調査を行い，評定値の比較を行った。
さらに，保護者，保育者ともに6月のデータを用いて，確認的因子分析を行い，モデルの妥当性について確認した。
介入時における園内研修の取り組みについては，第4回日本保育者養成教育学会研究大会でポスター発表（2020.3），介入研究における評定値の比較については，一般社団法人日本保育学会第73回大会でポスター発表(2020.5)を行った（両大会とも新型コロナの影響により, 参集はしないが大会は成立という形をとっており, 大会発表論集をもって発表とみなされた）。
2020年3月に冊子「自尊感情を育む保育について」を作成し, 教育保育関係者および施設約130箇所に配布した。現在, 本研究に係る論文を執筆，投稿中である。
|
Research Products
(2 results)
