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2018 Fiscal Year Research-status Report

転倒に影響する高齢者の社会参加の種類の解明

Research Project

Project/Area Number 17K19778
Research InstitutionUniversity of Yamanashi

Principal Investigator

小島 令嗣  山梨大学, 大学院総合研究部, 特任助教 (10523780)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 鵜川 重和  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 准教授 (40706751)
玉腰 暁子  北海道大学, 医学研究院, 教授 (90236737)
Project Period (FY) 2017-06-30 – 2020-03-31
Keywords転倒 / 高齢者 / 社会参加
Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は、地域において高齢者の社会参加が転倒に影響するか、影響する場合にはどのような種類の社会参加が転倒と強く関連するかを明らかにすることである。本結果は高齢者の転倒予防の介入プログラムの開発につながる可能性がある。
平成29年度は、健康とくらしの調査(JAGES2016)調査回答者のうち、追加調査(本調査)に参加協力の得られた回答者に対し追加調査を行った。追加調査では、2017年11月から2018年3月(冬季積雪期)家庭訪問による対面調査を実施した。約700名から参加協力が得られた。平成29年度末までにデータ入力作業が終了した。以上は、ほぼ研究計画書通りの進捗状況である。
JAGES2016の調査項目は次の通りである。1.健康に関する項目として主観的健康観、治療状況、日常生活自立度、外出、食事、歯・口腔、不眠。2.生活に関する項目として生活習慣、ストレス対処能力(SOC)、趣味、活動、閉じこもり、虐待、家族生活、介護、友人・隣人関係など。3.社会との関係に関するものとして社会参加(地域組織への参加)、社会的サポート(助け合い)、住民間の交流頻度、信頼感、ライフイベント、地域の力など。4.社会・経済状況として、婚姻状況、世帯構成、世帯収入、教育歴、就業状態、経済的不安など。H29年度追加調査の調査項目は、認知機能(MoCA-J)、身体活動量(身体活動量計)、握力、歩行速度、身長・体重、血圧、視力検査などである。
平成30年度は上記データの解析を行ったが、温室照度計および活動量計の解析に再検討の時間を要しているため、令和元年度に研究報告をするよう延長申請をし、受理されている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成29年度は、健康とくらしの調査(JAGES2016)調査回答者のうち、追加調査(本調査)に参加協力の得られた回答者に対し追加調査を行った。追加調査では、2017年11月から2018年3月(冬季積雪期)に家庭訪問による対面調査を実施した。約700名から参加協力が得られた。平成29年度末までにデータ入力作業が終了した。以上は、ほぼ研究計画書通りの進捗状況である。
平成30年度は上記データの解析を行ったが、温室照度計および活動量計の解析に再検討の時間を要しているため、令和元年度に研究報告をするよう延長申請をし、受理されている。

Strategy for Future Research Activity

令和元年度は、データ解析、論文執筆を行う予定である。地域において高齢者の社会参加が転倒に影響するかを、転倒の有無を目的変数、個人の社会参加の有無を説明変数、転倒の身体的要因、心理的要因、環境要因、社会経済要因を共変量とし、小学校区または町内会単位の社会参加割合等を地域レベルの変数としたマルチレベル解析により検討する予定である。

Causes of Carryover

温室照度計および活動量計の解析に再検討の時間を要しているため、計画より遅延しており、来年度に研究報告をすることが適していると考えるため。
令和元年度は、引き続きデータ解析、論文執筆を行う計画である。

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Published: 2019-12-27  

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