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2017 Fiscal Year Research-status Report

Research for unknown mechanism of insulin resistance in non-obese subject

Research Project

Project/Area Number 17K19929
Research InstitutionJuntendo University

Principal Investigator

田村 好史  順天堂大学, 国際教養学部, 教授 (80420834)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 筧 佐織  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (00450560)
Project Period (FY) 2017-06-30 – 2020-03-31
Keywordsインスリン抵抗性
Outline of Annual Research Achievements

対象は、30歳以上、50歳未満の非糖尿病(空腹時血糖値(FBS)126mg/dl未満)の男性とし、インスリン抵抗性の程度が広範囲に分布するように、BMIが21~22.99kg/m2かつリスクファクター(RF)を有さない(G1; n=24)、BMIが23~24.99kg/m2でRF 0個 (G2; n=28)、RF 1個(G3; n=28)、RF 2個以上(G4; n=14)、また比較対象群として、メタボリックシンドロームに該当する肥満者(BMI; 25~27.5kg/m2) (肥満MS群)(G5; n=20)の計114名を対象とした。RFはMSの判定に準じ、FBS、脂質代謝異常、血圧で判定した。RFはMSの判定に準じ、FBS、脂質代謝異常、血圧で判定した。生活習慣として、身体活動量、食事内容を調査した。早朝空腹時に1H- MRS法による骨格筋・肝臓における細胞内脂質の定量、MRIによる腹腔内脂肪・皮下脂肪量の定量、筋生検を行った。これらの被験者に対して2ステップ正常血糖クランプを行い、骨格筋と肝臓のインスリン抵抗性を評価した。被験者の血清サンプルについて網羅的に脂質成分や代謝産物の解析を行い、肝臓、骨格筋インスリン抵抗性との関連性を調査した。その結果、インスリン感受性と正に相関する脂質は5種、負に相関する脂質は10種程度明らかとなった。また、他の代謝産物についても10種が正相関し、1種が負に相関するものが明らかとなった。その一方で肝インスリン感受性と相関する代謝産物はほとんど認められなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

血清の代謝産物については順次測定が終了していて、順調に評価出来ている。また、インスリン感受性との関連性についても興味深い結果が得られた。

Strategy for Future Research Activity

骨格筋のバイオプシーサンプルについても、同様に解析を進めているが、血清と骨格筋のデータが揃い、それらの関連性について検証することにより、より可能性の高いインスリン抵抗性惹起物質を選定することを進め、因果関係の検証に移る。現時点でのデータをまとめ論文化することを検討する。

URL: 

Published: 2021-01-27  

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