2020 Fiscal Year Research-status Report
Comparative Study on the Automotive Industry in Southeast Asia and Central and Eastern Europe: Industrial Policy, Production Networks and Regional Development
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17KK0059
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Research Institution | Ritsumeikan Asia Pacific University |
Principal Investigator |
夏田 郁 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 教授 (60454972)
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Project Period (FY) |
2018 – 2021
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Keywords | 自動車産業 / 東南アジア / 中東欧 / 産業政策 / グローバル・バリュー・チェーン / チェコ / ハンガリー / タイ |
Outline of Annual Research Achievements |
2020年度は、前年に続き4月~8月の期間にハンガリー・ブダペスト商科大学にて客員教授を務めた。この期間は、新型コロナの発生により、ハンガリー全土はロックダウン中であり、現地調査は実施不可能であった。よって、現地研究協力者と研究を中断することを決定し、2020年8月に帰国することとなった。この期間は、現地調査ができなかったため、以下の研究活動を行った。 ①出版予定の東南アジア自動車産業に関する書籍 (Automotive Industrialisation: Industrial Policy and Development)の最終校正 ②タイ・チェコ自動車産業の比較発展研究の論文 (Industrial Policy and Automotive Development: A Comparative Study of Thailand and Czechia)の訂正 ③ハンガリー自動車産業論文(Magyar Suzuki Corporation and the Hungarian Automotive Industry及びBackward Linkages in the Hungarian Automotive Industry:Where Are the Links Concentrated? )の作成 また、帰国後には、Magyar Suzuki Corporation and the Hungarian Automotive Industryの原稿を完成させ、SSCIジャーナルに投稿した。さらに、ハンガリー自動車産業に関する学会発表も複数回実施した。加えて、オーストラリア国立大学が発行しているオンライン・ポリシーマガジンに電気自動車に関する記事を寄稿した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
新型コロナの発生で、現地調査は途中で中断したが、これまでの調査結果を用い、最低限の研究活動(論文執筆)及び研究成果(出版物)は上げていると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナ発生により、現地調査は中断している。現在のところ、現地調査の再開の見通しは立っていない。現実的には、これまでの現地調査で得たデータ・情報を活用して、成果に繋げるしか方法は残されていないと考えている。今後の予定としては、ハンガリー自動車産業の論文の出版を目指すことである。
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Research Products
(9 results)