2019 Fiscal Year Research-status Report
Language strategy and knowledge transfer: comparative studies of European, American, Japanese and Korean MNCs
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17KK0061
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
金 熙珍 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (40634530)
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Project Period (FY) |
2018 – 2020
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Keywords | 多国籍企業の言語戦略 |
Outline of Annual Research Achievements |
2019年度の4月1日から2020年度の3月20日まで(ヨーロッパ内コロナウィルスの急拡大により予定より早く帰国)、イギリス・ロンドンのMiddlesex University Londonで研究活動を行った。大きな活動の内容な下記のようにまとめることができる。 1.Middlesex University Londonにおける共同研究:毎月開催される学内研究会を通じて、同大学の多くの研究者と交流することができた。それにより、現在共同論文の執筆が進んでいることが1件と、共同研究を企画しているのが1件ある。 2.欧州地域における学会参加:2019年度には4つの学会(AIB-UKI,AIB,EAMSA, EIBA)に参加し、研究報告を行ったうえで国際経営分野の多くの研究社と交流し、意見交換することができた。それにより、1件の共同論文の執筆が進んだ。また、今後共同研究を模索できる潜在的研究者のプールが大きくなった。 3.定性研究方法のトレーニング:イギリス滞在中に、Birmingham University, Leeds University, Surrey Universityなどイギリス各地で開催されるQualitative Research Method Workshopに積極的に参加し、同研究方法論におけるスキールアップができた。 4.CYGNAの活動:イギリスを中心とした欧州の女性研究者(主に経営学分野)のネットワークであるCYGNAのワークショップにも毎回参加し、人脈構築を図った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
イギリス滞在中は多様な活動を通じて、人脈構築、研究成果報告、論文の共同執筆、今後における共同研究の模索など多岐にわたる成果を生み出すことができた。特に、多国籍業における言語といったテーマを活発に研究している世界各地の研究者と交流することができたことは大きな成果であった。今後は、日本でフィールド調査を重ねながら2019年度に始めた共同執筆の論文を国際経営のトップジャーナルに掲載できることを目標にしていく。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度には、中国やタイにおける現地調査を計画しているものの、コロナウィルスによる移動制限などに影響される可能性がある。もし追加調査ができなくなった場合でも、投稿論文を仕上げることに集中し成果を出していく。日本の学会や研究会で成果報告を行いながら、トップレベルの国際ジャーナルへの論文掲載を目指す。
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Research Products
(4 results)