2020 Fiscal Year Research-status Report
Language strategy and knowledge transfer: comparative studies of European, American, Japanese and Korean MNCs
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17KK0061
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
金 熙珍 東北大学, 経済学研究科, 准教授 (40634530)
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Project Period (FY) |
2018 – 2021
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Keywords | 言語戦略 / 知識移転 / 国際経営 |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度はCOVID19のため予定していた海外調査の実行が出来なかったため、今までの調査内容を整理・分析の上、学会報告、論文執筆などの作業を主に進めた。オンラインで開催されたAoM (Academy of Management)で“Language strategy from the ground up: How overseas subsidiaries select, develop, and compose language resources"というタイトルで研究報告を行い、多くの研究者より有意義なコメントがもらえた。また、2020年度に出版まで至った論文はないが、改めてデータ整理・分析作業を深めたことで、今後国内外にパブリッシュ予定の論文が少なくとも2本出来つつある。 一つ目は、2019年度から現在に至るまで国際経営分野の海外トップジャーナルであるJIBS(Journal of International Business Studies)向けにデベロップしている英文論文である。約10年間収集してきた90社の海外子会社のデータを用いた本論文は、2021年5月に投稿予定である。二つ目は、2020年度後半に執筆作業を進めた日本語論文で、すでに「一橋ビジネスレビュー」の2021年度夏号に掲載が確定している。 予定通りの海外調査はできなかったものの、データと向き合って分析・論文執筆に費やせる時間が豊かに確保できたため、多くの研究作業ができた1年間であったと考える。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画(現地調査によるデータ収集)は思う通りに実行できなかったが、若干違った方向(データの再分析・論文執筆)においては収穫が多かった1年間だったと考える。新たなデータは収集できなかったものの、手元にあるデータを分析・論文執筆まで発展させるプロセスの中で研究そのものは大きな発展を遂げた。そのため、総じていうと本研究プロジェクトとしてはおおむね順調に進展していると評価したい。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度学会報告や論文執筆プロセスで得られたことは非常に多く、今後の研究方向を定めるうえでも貴重な経験となった。2021年度にも海外調査は難しいと予測されるため、今後の研究デザイン、2次資料を通じたデータ収集、文献レビューなどの作業を通じて、次の準備をしっかりしておきたい。
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Research Products
(1 results)