2018 Fiscal Year Research-status Report
Development of the unified method of tsunami source inversions
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17KK0138
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Research Institution | National Institute of Maritime, Port and Aviation Technology |
Principal Investigator |
高川 智博 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, 港湾空港技術研究所, 津波高潮研究グループ長心得兼務 (30451785)
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Project Period (FY) |
2018 – 2020
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Keywords | 津波 / 波源 / インバージョン |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、時間逆転イメージング手法の文献調査を実施するとともに、海外共同研究者であるオーストラリア国立大学のCummins教授と研究の進め方について議論し、研究計画をより詳細に具体化した。さらに渡航先で円滑に研究を実施できるよう、必要な計算環境等を整えた。 また、次年度にオーストラリア国立大学に長期滞在して行う共同研究のための準備として、(1)研究実施計画書の作成、(2)オーストラリア国立大学Visiting Fellowの申請、(3)滞在ビザ申請の3点を実施した。 研究実施計画書は、共同研究者との議論を通じて作成し、Visiting Fellowの申請に用いた。Visiting Fellowは、オーストラリア国立大学に長期滞在する場合に必要な資格であり、研究実施計画に加え、研究業績などによる審査を経て、認可された。さらに大学の滞在資格をもとに、滞在ビザを申請し、13ヶ月間の滞在許可を得た。これらにより、長期滞在による共同研究の準備を整えることができた。来年度には1年間に渡りオーストラリア国立大学に滞在し、Cummins教授との共同研究を実施する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画通り、渡航前の準備を着実に実行することができた。具体的な準備としては、(1)研究計画の具体化、(2)大学の滞在資格の取得、(3)滞在ビザの取得の3点を完了し、渡航準備を整えることができた。
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Strategy for Future Research Activity |
オーストラリア国立大学に長期滞在し、時間逆転イメージング手法のノウハウをCummins教授に提供いただきながら、統合解析手法の構築を行う予定である。現在のところ研究計画に変更はなく、計画に沿って着実に研究を進める予定である。
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