2018 Fiscal Year Research-status Report
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17KT0037
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Research Institution | Meikai University |
Principal Investigator |
影山 純二 明海大学, 経済学部, 教授 (50337490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 一磨 拓殖大学, 政経学部, 准教授 (10620544)
寺村 絵里子 明海大学, 経済学部, 准教授 (70598870)
萩原 里紗 明海大学, 経済学部, 講師 (40754362)
松浦 司 中央大学, 経済学部, 准教授 (50520863)
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Project Period (FY) |
2017-07-18 – 2021-03-31
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Keywords | グローバリゼーション / 価値観 / 幸福度 / 台湾 / 韓国 / 世界価値観調査 / 家族 / 労働 |
Outline of Annual Research Achievements |
引き続き「価値観の変化から見るグローバリゼーションの帰結」というテーマの下、各自に割り振られた個別課題に対し研究を進めている。中でも世界価値観調査、日本と韓国に加えて台湾のパネルデータセットを用いた研究が進んでいる。 詳細な研究成果は「研究発表」に記入した通りである。それらの研究の中でグローバリゼーションに伴う移民に対する見方という点では、移民に反対する要因として労働市場を通じた経済的な要因と、そもそもグローバリゼーション自体に疑念を持っているという意識的な要因の2つがあることがわかった。この問題については、グローバリゼーションに対する疑念がどのように生じるかなど今後さらに踏み込んで研究を進め、移民受け入れにおける課題を整理していきたい。 また平成30年度に特に進展があった点は、台湾で利用しているデータについて、そのデータセットの専門家である Ruoh-rong Yu 氏 (Research Fellow. Center for Survey Research, RCHSS, Academia Sinica) と協力関係を構築できたことである。6月に行われた International Society for Quality-of-Life Studies (ISQOLS) 香港大会にて知り合い、その後台湾人口学会を通じて協力関係を築くことができた。今年度はスペインで行われる ISQOLS にて話し合いを持つ予定である。そもそもこのデータセットは英語での説明が限られており、また詳細については情報自体が限られているので、協力者を得られたことは日台比較の研究と書籍出版を進める上で非常に有意義である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
分野により凹凸はあるものの、おおむね順調に進展している。特に日本や東アジアという点では大きく進展している。一方、イスラム圏など日本から見ると馴染みが薄い地域への拡張という点は今後の課題である。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画通りに進めある。加えて、トランプ政権発足以降の反グローバリゼーションの動向をヒントに、そこから人間が共通して持つ価値観や選好についても考察していく。
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Causes of Carryover |
今後研究発表が多くなることが予想される。今年度は ISQOLS スペイン大会や、ウィーンで行われる Vienna Institute of Demography 主催の人口とウェルビーイングを扱った国際学会などに参加することを予定している。これらの学会参加費用に充当するため、次年度使用額が生じた。
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Research Products
(17 results)